毎日新聞の記事によると、以前も話題になっていた、ラーメン店「一蘭」を書類送検へ 大阪府警 となっている。
外国人留学生らを違法に働かせたと疑い。資格外活動（アルバイト）の週28時間を超えて働かせ、昨年11月には、就労資格のない外国人を働かせたというもの。
会社側は、入管難民法違反（不法就労助長）ということであるが、週40時間以上働かせているようだと労基法違反にも問われる可能性もある。
外国人の労働問題はいろいろあるが、技術研修の問題と同一視してしまいがちだが、異なる部分は多い。
会社が騙して働かす、きつい仕事ばかりをさせる、日本の労働者より待遇を低く設定するということは留学生の資格外活動は比較的少ないと思う。きつくて日本人がやりたがらない仕事を日本語がうまくなくてもできる仕事で稼ぎながら、勉強している学生が多いのも事実である。
技能実習も、程度の低い企業もあることは報道されているが、それ以上に、日本語を学ばせる機会を作ったり、食事会を開くなどの交流を図り、従業員として成立していることも多いのだが、こちらの方は一向に報道されない。なぜだろう？
日本は自国民で労働力を賄えなくなってきているのは、ある程度、周知の事実だと思うのだが。
いい企業の話はつまらないのかな？それとも、うまくやっている企業はライバル会社に真似されたくないとか？
いや、きっとマスコミが受けないと思っているからだと思う。