エッセー 生活保護関連の記事に思う事。

名古屋のカウンセラー行政書士の佐々木です。

生活保護関連の記事を目にすると、仕事柄読んでしまいます。当たり前ですが。

さて、そんな記事に関することなんですが、ある政党系新聞では、「食べて寝て近所を散歩するしかできない。人付き合いも婚活もできない。アベ辞めろ」生活保護の独身女性42歳、食費は週500円… 通信費1万1500円、飼い猫の治療費約3万円」という記事が紹介されていました。記事内容は、確認して頂くとして、この記事に関する反応の書き込みのほとんどが批判的であるのだ。

前記事では、「婚活」の前に「就活」しろ!、後記事では、猫の治療費が月3万円で、自分の食費が2,500円はギャグかと、誰もが思うからか、同様な反応が多数寄せられている。

この記事は、一体何を伝えたかったのだろうか?とふと疑問に感じてしまうのだ。

生活保護の減額は確かに、人によっては生死の問題になりかねないとは思うし、弱者としての生活保護者は、文句も言いづらいだろう。そのための、代弁的な記事として伝えたいのであれば、全くの逆効果と思われる。これだけ、批判があれば。

この辺りを記事にしなければならないということは、実態がどういったものかが知られていないということだろう。