エッセー カウンセリングと人生相談の狭間に。

カウンセリングのクライアントさんではあるのだが、知的障害と精神障害を患っており、会話も成立しないこともある。

話の内容も、シンプルではあり、解決策も比較的容易ではあるが、拘りポイントがずれていて成立しない。

優先順位が付けられないようである。自分の生活より、猫が大切であるという。この猫が生きている支えであると。

もちろん、この猫を支えにしなくてはならないことが起きてはいるのだが、健常者にはなかなか理解できないこと言うのである。もちろん、他者の支援を仰ぐべきことを伝えるのだが、要領を得ない様子である。

病気治療が必要でもあるので、しかるべき役所、病院等を紹介しているのだが、行きたくない様子である。

粘り強く、説得していくのが最良と思われ、また、そうするしかないのである。