名古屋市港区のカウンセラー行政書士の佐々木です。
仕事柄、この番組を見ていました。
CM代わりの「出て行ってもらいます」は、不快感でしかなかった。
悪いのは日本に来ている外国人だけのような感じになっています。
なぜ、日本にいるのでしょうというより、いられるのでしょう?
それは、手引きした日本人(および外国人ブローカー)がいるからですよね。
おいしいこと言って、大金をはたいて(用意して)来日するわけです。
こういう状況になっている人の多くは、不幸の始まりなわけです。
入管職員を悪者にする(一部批判的な意見があるので)必要はないのだけれども、そこに関わり、金儲けをしている輩がいるということを忘れてはならない。行政書士も加担している人がいるらしいので、悲しくなる。当の本人は気付いていないかもしれないらしい。とはいえ、弱い立場の外国人を利用していることに変わりはない。そこで分かるはずである。
少子高齢化に伴う労働力不足と言われているが、外国人が不法就労している仕事場のほとんどが、日本人がやりたがらない3K仕事であり、問題の出発点も間違っているのではないだろうか?
自国民ではないのである程度の制約は仕方がないとは思うが、日本人の都合だけを押し付け上から目線のこういう番組は不快に感じてしまう。見なければいいのかもしれないが、存在そのものに反応してしまうのである。