NEWS 入管法改正案が衆院通過(各マスコミ)

名古屋市港区のカウンセラー行政書士の佐々木です。

話題の、特定技能にも関連する、入管法改正案が衆議院を通過しました。

関係する仕事をしている方は、不安はあるものの、次の展開に向けて準備をすることができますね。

さて、この問題は、移民政策の問題の引き合いに持ち出されているように感じます。

そういう面もあるでしょうが、それ以上に、人手不足の解消が急務でありそのための施策であると感じます。

カウンセリング業務の大半を占める、就労支援において、つい5、6年前の就職困難時期と比べて、反対の

状況になっています。つい先日も、74歳の方が就職しました。もちろん、健康で体力もある方なのですが、

数年前にはがんばっても就職することができませんでしたので、改善されていることは間違いないですね。

特に、単純作業と呼ばれるものの、重要な仕事(いわゆる生活に関連するもの:例)清掃、調理など)は、

誰でもできるとされているが、実際には忍耐力も必要であるし、健康でなければできない仕事である。

誰でもできるわけではないのである。

介護もその1つと言える。この仕事は、人としての本質である優しさや気配りなどが無ければできないと思う。

そして、この手のジャンルの仕事は経済的にはバランスが悪いのである。

体力的にも精神的にもまた、経済的にも厳しい割には、マージンは少ないと非常にバランスが悪いのである。

日本人には、3Kと呼ばれたりと人気がないため、就労したくない人が多いのである。

そのため、外国人労働者に頼るということになるわけである。

単純作業はAIにとって代わると言われていたのに、そうはなっていないのではないだろうか?

外国人労働者も決して、日本人の感覚とは変わらないだろう。それでも、諸事情もあり働いてくれるのである。

せめて、同じ仕事において日本人と同じような待遇をすべきだと思う。