情報 愛知県の日雇労働被保険者のこと

名古屋市港区で行政書士とカウンセラーをしている佐々木です。主要業務は、出入国在留管理庁(入管)への申請・相談です。行政機関への許認可申請、相続、契約書、セキュリティに関するご相談も受けております。

区役所の就労相談にて、改めて確認したのでご報告。

現在、雇用保険被保険者の1つに、日雇労働被保険者というものがある。

まさに、日雇い労働をする方への失業時の給付金を支給するものであるが、愛知県では形骸化していしまっている。

適用する事業所が3社ほどになっているという、ハローワークにもごくまれに給付金の受給に被保険者が来所するぐらいであるとのこと。(ハローワークの担当者より)

受付は、ハローワーク中ではあるが、最近移転した伏見にはなく、以前と同じ笹島にあるという。

この状態は10年以上前から続いているらしく、携帯電話やPCなどでの就労情報も得られていることも1つの減少となる理由であるが、それ以上に、愛知県労働局が、短日など短期の雇用から長期に安定した仕事を供給するように勧めているからだという。なるほど、名古屋市を含む愛知県は失業率が低く、有効求人倍率も高くなっているわけである。

こういう行動は、マスコミ等は報じないけど、行政の地道な啓蒙活動と企業・労働者の努力によって改善されているわけである。

因みにこの3社ほどの企業も、この体制で続けてきた労働者が残っているから継続しているそうです。