NEWS 三菱UFJに制裁金86億円 EU、外国為替取引で(共同)

名古屋市港区で行政書士とカウンセラーをしている佐々木です。主要業務は、出入国在留管理庁(入管)への申請・相談です。行政機関への許認可申請、相続、契約書、セキュリティに関するご相談も受けております。

 

WHO:三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、

WHAT:傘下の三菱UFJ銀行が外国為替取引に絡み、欧州連合(EU)欧州委員会からEU競争法(日本の独禁法に相当)に違反。

DO:6975万ユーロ(約86億円)の制裁金の支払命令を。

WHN:2010年~2011年

為替トレーダーが欧米の大手行と共謀して、顧客の注文内容を共有していた。

他にも、5行で総額10億7千万ユーロ支払命令あり。MUFGは「関係者に多大な迷惑を掛けたことをおわびする」とコメントした。

 

この記事だけ読むと、三菱UJがとんでもないことをしでかして、86億円もの多額の制裁金を支払ったように思われる。

その通りではあるが、注意しなければならないことがいくつかある。

それは、単独行為ではないという事。・・・欧米の大手と共謀してとある。

他にも違反した銀行があるという事である。

そして私たちが一番知りたい、この制裁金ではなく市場での影響する規模(金額)であり、今後の再発防止策である。

おそらく、新聞社の取材能力、情報網を使えば比較的いくつかの回答には辿り着けるとは思うのだが、この辺りは記事にならないことが多い。少なくとも、三菱UFJを単に非難するなどは避けなければならないだろう。