ブログ 最近の不法滞在NEWSに思う事。

名古屋市港区で行政書士とカウンセラーをしている佐々木です。主要業務は、外国人に関する出入国在留管理庁(入管)への申請・相談です。行政機関への許認可申請、相続、契約に関するご相談も受けております。

 

ここ最近になって増えているわけではないが、ベトナム人の不法滞在に関する報道が気になります。そのわけは、地方発という点です。
1つは、徳島県、もう一つは岩手県で同じ週に起きています。
徳島県の方は、単独のようですが、岩手県は複数以上になっている点が異なりますが、技能実習生という点が共通しているようです。
技能実習制度を批判するわけではないけれども、こういう問題が減らないことには何らかの問題が生じており、それは、組合、実習生の各パーツで解決できる問題ではないのだと考えられます。仕組みの問題でもあると思います。
と、もっともらしいことは言いません。
やはり、悪徳ブローカーなどの悪い人たちの存在だと思います。
来るときに、実習生に甘い誘い文句で高いお金(必要以上にという意味)で請負、その後、日本に来日後は、違法脱法スレスレの仕事をさせるなどで、ここでも搾取するという気合の入り様です。
法制度、組合、外国人実習生を批判するのではなく、悪いことをする輩を取り締まることをしなければ、この問題は無くならないと思う。
そして、まじめに一生懸命働いて、勉強している実習生、企業には迷惑な話であり謂れのない風評被害に遭っていることを忘れてはならないのです。