NEWS またも?技能実習で不正、日立に改善命令

名古屋市港区で行政書士とカウンセラーをしている佐々木です。主要業務は、外国人に関する出入国在留管理庁(入管)への申請・相談です。行政機関への許認可申請、相続、契約に関するご相談も受けております。

 

あれれ?どこかで以前見たことがあるような記事では?と。

この日立の笠戸工場、2018年11月にも同様の記事が出ていました。

会社広報からは、意図的ではないとされていました。

おそらく意図的ではないのだろうと思いますし、信じましょう。

しかしながら、この規模の世界企業が意図的ではなく無意識にこのようなことを繰り返すというのは、どうなんだろう?

意識して、分かっていたのだが、日本の現状ではこうすより仕方なかったの方が幾分ましな感じがする。

新幹線の重い窓枠を付ける作業をしていたそうであるが、こういった仕事をする日本人作業員が少ないのだろう。きっと。

残念ながら、意図していませんでしたとなると、実習生との約束(契約等)も見事に破ったことにもなるし、人道的にもどうなのだろうと、企業の体質を疑ってしまう。

学歴が無く技術を学びに来た若き外国人を機械のように扱っていると思われてしまうのではないだろうか?

こういう記事を見ると、一般の方は、技能実習制度そのものを「悪」と見る方が増えると思う。

意図的であるかを問い、報道するマスコミには大手企業や法律等に悪意も感じてしまうが、日本行政機関、大手企業の体質などもグローバル時代に合わせた対応ができるようにしていくべきだと、そう思う記事である。