NEWS 全世界から入国制限緩和 審査に時間 効率化が課題

名古屋市港区で行政書士&カウンセラーの佐々木(ささき)です。主要業務は、外国人に関する出入国在留管理庁(入管)への申請・相談です。行政機関への許認可申請、相続、契約に関するご相談も受けております。

 

10月1日より、日本では入国制限が緩和された。

レジデンストラックを利用しての入国となるのだが、その初日、読売新聞の報道があった。

インタビューの多くは、欧米諸国の医師やエンジニアであり、圧倒的多数のベトナム、中国などのアジア系の方の話は載っていない。この辺りについては、なぜ新聞社は少数派を取り上げるのだろうと思う。つまらなくても、多数派抑えておくべきである。

例えば、技能実習生、留学生が「待ちに待った」とか、「これからが一歩、少し前進した」とか、当たり前のことを伝える必要もあるのではないだろうか。

くだらない政治ネタはこのような当たり前をくどくど報道するのにね。

まあ、全世界からとしているので、こちらを大きく扱いたかったのかも。

審査に時間がかかることを問題視しているが、ある程度は仕方がないだろうと思う。入国審査であり、また、コロナ禍でのこと、厳重になることで時間もかかってしまうのは当然のことである。

一方で、システムの見直しなどで簡略化できるようなことは進めていき、効率的な審査で、かつ、安全な入国審査になることを願いたい。

何はともあれ、新規入国が半年ぶりに再開されたことはリスクはあるが、この仕事をしていると喜ばしい出来事である。