NEWS 殺人容疑でベトナム人逮捕 被害者の知人、JR旭川駅(KYODO)

名古屋市港区で行政書士&カウンセラーの佐々木(ささき)です。主要業務は、外国人に関する出入国在留管理庁(入管)への申請・相談です。行政機関への許認可申請、相続、契約に関するご相談も受けております。

建設キャリアップ(CCUS)の取り扱いをはじめました。

 

もう2月も最終日。

役所も年度替わりとなります。

 

さて、本日はとてもつらい記事になります。

日本へ夢を見てやってきた若き外国(ベトナム)人が、同じ国の人を殺めてしまい、一人は帰らぬ人になってしまった。

 

これまでは、技能実習生度そのものや、受入企業のブラックさなどで自死に追い込まれたという記事が多かったが、この手の事件も時々目にするようになった。

亡くなった方は35歳とあり、おそらく国には奥さんや子どもがいる可能性が高い。もちろん、容疑者もその可能性がある。

 

今回もこの記事には不思議な点がある。

まず、亡くなった方が職業不詳となっていることである。

技能実習の在留カードを持っているとしているのにである。

このあたりのことは不法在留だとかの誤解を招く可能性が高く、また、技能実習制度あるいは外国人在留者を批判することへの助長に繋がりかねない。

現にコメント欄には、おおよその方が外国人および制度批判が多い。

 

この事件の関係する人たちは、当人だけでなく、多くの日本人が関わっていることを再認識する必要があると思う。

私も、日本へ来る外国人の申請を手続きをするものとして、こういった記事を見るたびドキッとさせられ、気をつけなければならないと思うのである。

 

殺人容疑でベトナム人の男逮捕 被害者の知人、JR旭川駅